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21 Coffees - Vol.5

Sep.27

21 Coffees - Vol.5

Bさん(男性、40代)
-人材マネジメント会社 経営企画本部長

“流れる方向は変わることはあれど、川は必ず海に辿り着く”

Bさんが仕事で使っていたこの一節、某ロックバンドの歌詞からとったものです。20数年前になりますが、当時駆け出しの「ヘッドハンター」としてBさんは初めて私にコンタクトしてきました。そのあと外でお会いした際に、この言葉をキャリアディベロップメントの話に比喩的に提唱されていた記憶があります。転職は特別ではなく、どちらかと言えばポジティブにとらえる海外に対して、日本では終身雇用制度の社会的地位および価値が長い間重宝されてきていました。それが社会経済状況の変遷を鑑みながら、能動的な転職への抵抗感が下がってきたことを背景に、大手外資系エグゼクティブサーチの会社や、同じように派生した国内の同業者が軒並み「暗躍」していたころでした。

Bさんはアメリカ西海岸にいわゆるMBA留学され、在学中に積極的に就職活動をして大手ヘッドハンティング会社の日本支社での内定をとりつけると、MBAプログラム終了後帰国早々にコンサルタントとしてキャリアをスタートさせました。私もそれまでに何人ものヘッドハンターの人たちと会うことがありましたが、自分より格段に若い、20代の相手は初めてでした。そのときはまだ実績としては1年ちょっとであったこともBさんは隠すこともなく、元気で明るく、すでに知性の感じられる青年でした。例によって、海外経験やロック好きと共通項がすぐにみつかったこともあり、打解けるのは早かったと覚えています。

結局Bさんには直接お世話になることはありませんでしたが、私のキャリアを気にしてもらいながら、定期的に連絡をもらったり、とったりという関係です。Bさん自身も会社を移られ、その専門スキルと知識を活かし今は人材マネジメント会社で事業部門の統括をされています。1年以上前にメールでやり取りをしたのが最後でした。

お互いお世話した・なった訳でもないし、現在も利害関係はなければ、朝まで一緒に飲み明かしたこともない。年賀状を交わすこともない。凄く近しいというほどの仲でもないのに、何故かずっと縁が続いている人たちがいます。私にとってBさんもそのひとり。久しぶりなので、まずはSNSで近況を確認したうえで、以前と職場も変わっていないようなのでメールを送りました。Bさんの会社も多分に漏れずリモート中心にやられているとのことで、ご自宅でも朝8時半からしっかり就業時間を守られています。午前中の時間帯のほうがご多忙とのことなので、午後3時の文字通りコーヒーブレイクタイムで決まりました。


準備を始めると見えてくるもの

私は以前在職していた外資系企業が「タレントマネジメント」に真剣にとり組み、経営陣として深く関与していたので、Bさんと話すテーマに事欠きませんでした。昨今DXが取り沙汰されている風潮が顕著ですが、HR(人事)関連においても関連してきています。私のいた会社の場合は、リージョナル責任者の指揮下で各国のオペレーション毎に従業員のスキル、担当、経験値などをデータベース化し、今後の適切な配置と効率化に役立てるべく管理をしていました。こういった試みを外部からコンサルティングならびにサポートするのがBさんのいる会社の提供するサービスのひとつです。実際には、対象は従業員だけにとどまらず、代表を含む経営陣の新陳代謝まで含めて企業の発展と、今はやりのサステナビリティを視野に入れたシステムを構築していくためのソリューションに結び付けるのですが、それこそBさんの専門分野だそうです。

Bさんはまず企業のトップとの面談を繰り返しながら、後継者選びを早くから推奨するそうです。社内の候補者を複数人特定し、カテゴリー分けします。大きく3つあり、何かあった場合にすぐにとって代われるような人材、すぐにではないが有望で数年以内に頭角を現すであろう人材、そしてポテンシャルが高く将来の経営陣として育成していきたい人材。その際に難しいのは、会社によってはトップの人間が自身の意図と反して追い出されるなど失脚することを危惧して、必ずしも正直ベースでリストを提出しないケースがあるとのこと。これら候補者とはBさんはもちろん直接面談を通じて、偏見がないかなど第三者だからこそできる客観性を重視した検証を欠かせないということでした。そして仮に、またそういったケースも少なくないようですが、理にかなった人材が社内にいない場合には外から連れてくるという手段を推奨します。その場合はもちろん、文字通りBさんがこれまでヘッドハンティングで蓄積されてきた手腕を遺憾なく発揮することになります。

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基本を守ることでブレない

自分はもう来年50ですよ、とBさんがPCの向こうから苦笑いしながら言うので、私も負けじと私だって間もなく年金始まりますからと返しました。Bさんはご自分のキャリアを誰かから与えられるではなく、自らプラニングして実践、つかみ取り、実績をベースにさらに積み重ね発展させていきました。ここまで人生の羅針盤を操ることのできている人間はなかなかお会いしたことがありません。自分とは両極端にいますね、と私は苦笑いしてコメントしました。

50才という節目を迎えるBさん。もうひとつふたつは大きな飛躍を期待してますよ、とお伝えしたところ、他人のキャリアに口出しをするのが職業だが自分のキャリアには意外と無頓着でこれまでやってきたかもしれない、と意外な言葉が返ってきました。途中から自分のことをどうするか考えている余裕さえなくなり、毎日ひたすら課せられた業務を続けてきたとのこと。自分の知識と経験値を信じて精いっぱいできることをやってきて、気がついたら人生もう半世紀生きてきたんだと気がついた感じです、と。もしかしたら、他人のキャリアへの取り組みや変遷を見ることで、有難くも無意識に自らの生き方の参考に、あるいは反面教師になっていたのかもしれない、とBさんはしみじみ語っていました。


Marketing Drip - 一人だけで背負わなくてよいという気づき

人の能力は、それを発揮する機会があって初めて活かされるもの。才能を持って生まれた場合でも、それが引き出されることがなければずっと気づかないままでいることになります。つい先日東京オリンピックでは、競泳女子選手が史上初二冠達成の偉業を果たしました。その裏では選手自身の葛藤とその克服へ導いた指南・支援のドラマがあったと聞いています。自身の努力は当然あってこその賜物ですが、沢山のスタッフや指導者に頼り、助けてもらって出した結果であることを公然と認識するのもまた伊達な時代になりました。

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