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21 Coffees - Vol.4

Sep.1

21 Coffees - Vol.4

Nさん(女性、40代)
-食品会社 マーケティング販促課

“Life is like a box of chocolates”

この有名な映画からの引用はNさんのお気に入りで、そんな甘い誘惑につられるように彼女は今のチョコレートメーカーの会社に転職をされた経緯をお聞きした記憶があります。ちなみにこの英文の訳は色々と世の中に出回っていますが、英語堪能のNさんの解釈によれば、人生は選択肢とその結果の受け止めの連続である、とか。美味しそう!と思って口に頬張るでしょう、でも毎回必ず好きな味にあたらないのがアソートチョコのいいところ。次から次へとつい手が伸びてしまうのね、といつか嬉しそうにお話しされていました。

Nさんとはお互いヨーロッパに本社がある外資系企業に勤務していた時期に、親会社同志の付き合いのよしみで、ある年にキャンペーンの仕事をご一緒する機会がありました。予算との兼ね合いからマス媒体での大型の広告展開ではありません。店頭での販売を促進・活性化させるためのいわゆるセールスプロモーションの立案と実施のお手伝いの依頼で、その中心で窓口を担当されていたのがNさんでした。

初顔合わせでは、商品を丁寧にときに興奮気味にブランド愛を込めて語る姿を拝見しながら、それはもうチョコレートが溶け出すんじゃないか、と心配してしまうくらいの熱量を感じました。世の中には淡々と商品の説明をこなすだけのブランド担当者を見てきたので、とりわけ新鮮な経験でもありました。数日後にはさっそく都内の直営店から百貨店等の取り扱い店舗・コーナー合わせて10か所、ならびに大阪でも3か所、店舗視察に同行するスケジュールが組まれていました。同行します?ではなく、行きますよ!というテンションです。

別件で大分昔ですが、あるチーズブランドのプロモーション施策を提案する際に、こういうことは頭で考えるものではなく現場で肌で感じるものだ、と今さらながら先輩にお教えを乞いたのを思い出させられました。経験を積んできているつもりでも、慢心からなのでしょうか、基本中の基本をを改めて思い起こしてもらえるのは有難いことです。


オープンマインドだから訪れる縁

Nさんはキャリアを外資系スポーツ用品企業の役員秘書というポジションから始めましたが、その直前は、日本で大学を卒業後すぐに2年ほど米国に単身で渡り海外生活を経験していました。そのための資金は全てご自身が学生の時分にアルバイトで貯め、計画してきたものです。英語を使う生活に憧れ、本来であれば10年でも20年でもと希望していたそうですが、予算が許す限りだった2年でも大層な収穫があったと大喜びで帰国されました。役員秘書から、会社受付、社内通訳などやはり語学を活かせる仕事をいくつかの企業でこなしながら、やがて定職を求めNさんは関西に本社をもつプロモーション会社の東京支社に就職しました。そこでおよそ6年現場で修行を積みながら恐らく機をうかがうなか、いまの会社にご縁があったようです。

何年もメールでたまに近況をお互いに聞き合う程度の仲でしたが、コーヒーのお誘いにはすぐに快諾してもらえました。ただしこれは想定しておくべきでしたが、言わずもがな、コーヒーでなくチョコレートドリンク・ブレイクとなりました。

待ち合わせに指定された丸の内にあるお店に近づくと、久しぶりのNさんがこちらに気が付いて親しげに手を振ってくれました。もう一方の手にはすでに大きなドリンクのカップが握られています。

きさくで明るいNさんは最後にお会いした3年ほど前から何も変わっていませんでした。小柄でトレードマークのショートヘア、清らかな瞳とこぼれるような笑顔。確か40代を迎えているはずですが、未だにどこか少年を思わせるような純粋さが滲み出ていました。ご挨拶も早々に、私のために注文してくれたビターなチョコレートドリンクの細かい説明から入り、お店の内装、都内での展開状況などとくとくとお話しをいただいた後、最後にスタッフさんまでご紹介いただいてから、ようやく落ち着かれたようでした。

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掴んだものを離す理由は探さない

チョコレート市場の伸長と重なるように、Nさんのお仕事のほうも順調とお見受けしました。実は私の勝手で失礼な印象では、Nさんはとにかく英語が使える環境が欲しい、とあまり深く考えずに日本を飛び出してみたり、キャリアというものとじっくり向きあうこともしないような人でした。しかし実際には、Nさんが今いる場所はご自身が試行錯誤を経て辿り着いたのだという意識は高く、その過程において悩まれたことも多々あったそうです。そのため自分が本当に夢中になれるものを見つけるまで時間がかかってしまったとのことですが、その夢中を武器に、もともとある行動力に拍車がかかったようです。今では見るからに一生懸命さが全開になりました。

自慢の小学生の息子さんと今のお立場とどちらが大事かと意地悪な質問をわざと投げかけてみると、まずお子さんはもう中学生よとたしなめられました。Nさんはそれから躊躇なく、今の仕事も家庭も両方とも大事と答えられました。その理由は、どちらかしか選べないなんて考えたこともないと。どちらも自分が夢中になれること、どちらにも全力を尽くしている限り一方に臆する必要はない、と感じているのです。仕事はいつかはやめる日が来るだろうし、子供はいつかは巣立っていくわけだから、敢えて自分で期限を今から設けるという思考はNさんにはないのです。


Marketing Drip - オプションはひとつではない

人生は自分が切り開くもの、と堂々と胸張って言える人はカッコいいですが、その過程で出会いや縁は必ずあるものです。完璧に描かれたシナリオでも100%実行されることは難しいこと。目標は高く設定しつつ、修正と新しい選択に向けて迅速な行動に移すことが即座に結果に反映されてしまう時代です。執念も大事なら、少しだけ勇気を出して違う景色を想像するのもありでしょう。何が大事かを見極めたら、そこに向けたたゆまぬ努力のなかで、ちょっとした運に恵まれることが多々ある世の中を信じていいのでは。

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