1. SNSの時代とインフルエンサーの台頭
SNS(Social Networking Services)は現代の情報メディアを、そしてマーケティング施策を考えるにあたって、最も重要なテーマのひとつとなりました。さまざまなかたちで語ることができますが、その成り立ちを発信力のある個人がどう変遷していったのか――という視点から読み解くこともできるでしょう。アルファブロガー、ツイッタラー、インスタグラマー、ユーチューバー、TikToker…と。一般的には、それらを統合して、「インフルエンサー」と呼びます。
三省堂の「今年の新語2017」では、大賞「忖度」に次ぐ第2位に「インフルエンサー」が選ばれるなど、この時期に多くの人に知られるようになったことがわかります。その三省堂によれば、定義は以下のように与えられます。
経済・流行・価値観などに関して、多くのひとびとに強い影響を持つ人物。特に、インターネットなどのメディアを通して購買活動に大きな影響を与える人を言う。「―マーケティング」
ここでのポイントは、生活者の購買活動に大きな影響を与えるということです。サイバー・バズ/デジタルインファクト調べによると、2020年のソーシャルメディアマーケティング市場は5,519億円で、「インフルエンサーマーケティング」に関するものは317億円で全体の5.7%(構成比率は第2位)。2025年にはインフルエンサーマーケティングの市場規模は2020年対比で約2.3倍の723億円に達すると予測されています。
今後の市場の伸びを鑑みても、より重要性を増していくテーマであることがわかります。
インフルエンサーと協業するうえで押さえておきたい5つのTips
―インフルエンサー活用は、ソーシャルメディアマーケティングの必須メニューへ―
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