幼児のころからタッチスクリーンを操作する光景を見て、「この子どもたちは、どんな大人になるのだろう」と思うことはありませんか?
電通が、オーディエンス(=メディアの受け手側)の行動特性に関して、マーケティング戦略に役立つインサイト(洞察)を提供する「オーディエンスインサイト・ソリューション」。その中の1つ、
子どものメディア利用に関する調査レポートは、客観性・学術性を備え、かつ希少な子ども分野のレポートということで、さまざまなビジネス領域で活用されています。
この調査レポートの中でも特に興味深いトピックについて、同調査に携わるふたりに話を聞きました。「0歳児の4人に1人がスマホを使う世代=ポスト・デジタルネイティブ」とは、果たしてどんな世代でしょうか!?
乳幼児から小中学生対象の貴重なレポート
子どものメディア利用に関する調査を行うことになった経緯は?
長尾:もともとは橋元良明教授(東京大学名誉教授、東京女子大学現代教養学部教授)と共同で、2007年頃から若者のメディア利用に関する調査を行ってきました。小さな子どもの世代までは含まれていませんでしたが、3年ほど前に、これからの時代を考えるにはより若い層にも注目すべきだろうと、乳幼児・小学生・中学生に関する調査も始めました。
森下:メディア利用に関するレポートは他社のものでいろいろありますが、乳幼児や小学生を調査対象にしたものはほとんどありません。というのも、その年代は調査手法の面から、なかなか実態をとらえづらいからです。今回私たちは、親御さんに代わりに答えていただく形で、定量と定性の両方のアプローチで丁寧に調査を行いました。
乳児の4人に1人がスマホを使う「ポスト・デジタルネイティブ」とは?
~電通 子ども調査のユニークさと有用性[前編]~
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